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課外活動  
              
穂高連峰 縦走

目的地:北ア・穂高連峰 (平成17年8月5日〜8日)
同行者:亀岡隆志(亀さん)・高橋 充(タカさん)・角田 弘(カク)
 
4日の上高地直行の夜行バスを予約して入山する予定でいたが、当日、JRの事故で出発時間に、亀さんと
カクが間に合わず、タカさん一人が先発、亀さんとカクは翌朝(新宿発7時15分・あずさ)出発というパプニング
が生じてしまう。
5日

特急「あずさ73号」は定刻に発車。先発のタカさんの行動を気にしながら車窓の人となる。こんな時は
携帯電話のありがたさがしみじみ解かる。
上高地着午後1時前。河童橋の喧騒から逃れ、穂高吊尾根を見ながら岳沢ヒュッテをめざす。沢筋の道を真夏
の陽射しを頭上から浴びただひたすら歩く。先発のタカさんとヒュッテで合流、これで今回のパートナーが揃う。
とりあえず、無事の登山を約し冷えたビールで乾杯する。えめ〜。足元には梓川と大正池、正面は焼岳、木々
の背後は迫り来る程の高さに穂高の峰は聳えている。
小屋のベランダで、群馬4人組み(リーダー島田さん)と親交を温める。時間が止まってしまったようなのんびり
した気分に浸る。明日の天気を期待して、食後すぐ床に着く。
岳沢ヒュッテのテラスでのんびりとくつろぐ
前橋から来た4人組みの皆さんと楽しい一時


6日、寝ぼけ気分で重太郎新道に取り付く。最初から急勾配の登りで息が切れる。クサリ場、梯子登りをクリアして「紀美子平」へ。ここにザックをデポして前穂高岳へ。
             前穂高岳
ガスの切れ間から明神岳や北尾根が望める。
痩せた岩稜の吊尾根は危険度100%。足を滑らせれば谷底へ。ガスが岳沢側から湧いてくる。奥穂高岳に辿りつく。
        
            奥穂高岳の祠の前で

ガスの切れ間から、目の前にジャンダルムの威容なピークが現れる。記念写真を撮り、飛騨側を
捲くように穂高山荘に下りる。小屋前のテラスは銀座並みの混雑。暫し休息(おそ昼食)していたら大粒の雨
になってしまった。今日はここでストップ。マンモス小屋のやり方は、我が小屋運営には参考にならず。
7日

北穂へ向かう途中でブロッケン現象に遭遇。虹の中央に自分の影が映る珍しいもの。         高橋氏 撮影


今日もいい天気。やる気が起こる。山荘横から涸沢岳(3110m)のジグザグ登りを繰り返していると、
東の空が茜色に染まってきた。まさに荘厳の世界だ。陽が射してくると半袖TシャツでもOKだ。頂上には、
日の出を見に登って来た団体さんが感激していた。
さて、我々は北穂高岳(3106m)に向って岩稜帯を進む。すぐに下りのクサリ場になり、寝ぼけ顔が緊張する。
慎重に下るとガレ場の連続地帯だ。周囲の景色を見る余裕もなくなり、足元に注目して一歩一歩上り下りを
繰り返す。涸沢槍ピークを「滝谷」側に回り込むと、このコースのクライマックス岩稜のトラバース地帯が始る。
一歩間違えば、滝谷の谷底へ転落、緊張の連続だ。滝谷ドームの下を通り、北穂南稜の道が合流すると
少しの登りで北穂高岳の狭い頂上に立つ。360度の大展望を楽しみ、直下の小屋ベランダでコーヒータイム。
          北穂高岳


ここからは第2のハイライトコース、「大キレット」の始まりだ。急傾斜のガレ場の下りが終わると「飛騨泣き」と
いう名称が付いた難所の通過だ。クサリ場・梯子の連続。両サイドは奈落の底という感じ。落ちたらさようならだ。
唯一の休息場「A沢のコル」で小休止。緊張をほぐす。
大キレットA沢のコルから今来た道を振り返る。

            恐怖の大キレットが続く

「長谷川ピーク」の登りは切り立った岩稜で、ここを
越えると最低鞍部に到達。横尾本谷が右手からせり上がって来る。 
最後の難所、南岳(3033m)の登りの長い梯子をクリアして急斜面をよじ登ると南岳山荘の赤い屋根が見え
思わずほッとする。風が冷たいので山荘内でカレーライスを作り昼食をとる。外はにわか雨が降ってきた。
午後2時、小雨の中、先を目指すも、雷雨が激しくなり、山荘に逃げ込む。今日はここ泊まりか。明日のコース
を決め、泊まりの手続きを済ませれば、これといってやることもなく、部屋に入り同室の方とこミュニケーション
を図る。今日も夕食後、7時過ぎに就寝とする。
目指すは長谷川ピーク




なるべく早起きをして南岳稜線から「天狗池」コースを下る。
クサリ場・長い梯子をクリアして痩せ尾根を
え、天狗池の
オアシスへ。池の水面に尖った槍ガ岳の穂先が写っている。
        絶景   天狗池に写る槍ヶ岳  
                               高橋氏撮影

雪渓の下を沢水が音をたて流れ落ちている。迂回して槍沢に合流、
今年は雪が多く雪渓が長く残っていた。ここまで下りてくれば、通い
慣れた
道なので、ピッチをあげ、横尾を目指す。槍が岳の姿ともお
別れだ。
横尾山荘の売店の対応が気分悪く、徳沢園まで足を伸ばし先を急ぐ。
右手には屏風岩の岸壁が高く聳えて
いる。雪溶けで水かさを増した
梓川の流れに沿い、徳沢エリアに入り、近くの山荘で月見そばと
ソフトクリーム
で仕上げる。ハイカーが増え、上高地が近ずいたことを
知らせてくれる。「小梨平」のキャンプ場を過ぎればいつもと同じ喧騒
の河童橋だ。バス予約を済ませ、湯上りの地ビールで乾杯して、
この夏の北ア・課外活動の〆とする。

                          記録    角   

               山行 記録

今回登った、3000m以上の山は、前穂3090m(11)・奥穂3190m(3)・涸沢岳3110m(8)・北穂3106m
(9)・南岳3033m(18)。カッコ内の数字は標高順位。

参考コースタイム:河童橋12:50――14:45岳沢ヒュッテ6:15――9:20前穂9:30――12:30奥穂13:00――13:40
――5:00穂高山荘5:00――8:30北穂9:00――13:10南岳山荘4:40――6:20天狗池6:30――9:35横尾9:40――
12:05上高地1400

            いつか再び穂高へ

どうにも間に合いそうもない」という逗子組からの一報で今回の山行はスタートした。ひとり上高地へ出発するも、5時過ぎに沢渡を目前にトンネル内でトラックと乗用車による正面衝突事故が発生。復旧、検証に2時間近くの立ち往生が予想されるとのアナウンス。逗子組だけでなく、私もがとんだ災難に遭遇する。山行の前途にかすかに暗雲が立ちこめたが、こうして無事に帰還してみれば、またとない好天に恵まれた素晴らしい山行であった。切り立った岩岩の連続で、まさに岩と格闘してきた印象が強く残る。地図を広げ、撮ってきた写真をめくっていくとその時々の緊張感が、肌に触れる風と光を伴って鮮明に蘇ってくる。このいい知れない思いを味わいに、再び穂高の地に赴きたいものだ。

                          (ITTO会高橋)
8月6日(土)〜8月7日(日)小屋近況報告
久々静かな週末。下界は猛暑なのに山道にはもう夏の田村草が
咲いていました。花立金井さんが50sボッカしてました。
見晴の酒井・臼井・りゅきょうさんが遊びに来てくれました。
     
        なっちゃん主催 星観察会   8月5日(金)

             参加者  ひげ
金曜土曜の晩は星空が広がり小さな観察会になりました。
今は夏の大三角形が天の川をまたぎ雄大な景色を作って
います。そして火星が明け方の天頂に輝きます。
火星をみたいと思っていたら偶然4時半頃、鳥とヒグラシが
鳴き始め目を覚めした。
空は青くなってるのに星が見え不思議な感じ…


                    なつこ
        なっちゃん式 省エネ星観察方 ?
 
見晴らし茶屋の建て直しも一息。久しぶりの堀山訪問
臼井(左)、酒井さんお疲れさま、ゆっくり休んでください。
 見晴らし茶屋 と堀山の家は保管倉庫も共有、
 兄弟のような関係。堀山への行き帰り、いつも
 立ち寄りお世話になっています。 
 りゆうきょうさん(左)の柔和なお顔。 心なごみます。
   花立山荘 ボッカの主力メンバー金井さん

今日も50kgのボッカ。不測の事故で花立山荘に救出され、
お礼にボッカをされるようになったと聞いています。
多くを語らない、意思の強い方。人間としてとても共感を
覚えます。いまや花立山荘には欠かせない存在に
              編集後記

堀山の家」 精鋭3名による穂高連峰縦走。感動しました。
素晴らしい山行記録、写真ありがとうございます。
北アルプスへの夢が膨らむ。来年はぜひ参加させてください。
当面10kgの減量が必要か?

                       頼兼


                 
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